ホットヨガをしていると、身体から心地よい汗が流れてとても気持ちいですよね。
でもホットヨガをしていて頭痛が起きたことはありませんか?
身体にいいはずのホットヨガでなぜ頭痛が起きるのでしょうか。
この記事ではなぜ頭痛になってしまうのか、対処法とおすすめのヨガのポーズなどをご紹介していきます。
ホットヨガで頭痛が起きる理由
ホットヨガをしていると、時々頭痛が起こる事があります。
ここでは頭痛が起きる理由をいくつか挙げて行きます。
水分不足
ホットヨガは、高温多湿の環境のもとで40分~50分間ものあいだレッスンを行います。
サウナに入っていると考えると分かりやすいですが、高温多湿の中では、座っているだけでも汗が出てきます。
そんな中、水分を取らずにいると、当然水分が不足してくるのですが、そこで水分を摂取しないでおくと、頭痛が起きてしまうのです。
ホットヨガに夢中で呼吸が浅くなる
これは初心者の方に多く見られるのですが、ホットヨガのポーズには色々な物があります。
誰にでもすぐ出来るものから、ちょっと難易度の高いものまであります。
そこでポーズをとる事に夢中になってしまって、息を長くとめてしまったり、呼吸が浅くなる事があります。
すると体内で酸素を取り込もうとする動きがでてしまい血管が拡張してしまい頭痛がするのです。
体調不良
女性は月に一度生理の時期が訪れます。
生理前症候群のひとつとして、頭痛があります。
生理の時は、身体が自分が思っているより本調子ではない事が多く、ちょっとした事で、頭痛を引き起こしてしまう事があるのです。
熱中症
熱中症と聞くと、夏の炎天下などを想いうかべますが、ホットヨガスタジオは環境的に十分熱中症が起こりうる事があります。
熱中症のサインの中に頭痛があり、ちょっとくらい大丈夫と思っていても、考えているより危険な状態になりえますので、注意が必要です。
ミネラル不足
水分不足で頭痛を起こす事もありますが、水分だけでなくミネラルが不足しても頭痛は怒るので注意しなければなりません。
ダウンドッグ
ダウンドッグとは、ヨガのポーズの中にある下向きのポーズです。
顔や頭を下に向ける事で血がのぼってしまい、めがくらくらとしたり、頭痛がしてしまう原因になる事があります。
自分の身体の様子を見ながらポーズをとるようにしたらいいでしょう。
頭痛が起きた時の対処法
水分不足やミネラル不足で頭痛が起きた場合は、すみやかに水分を摂取する必要があります。
ホットヨガでは一回のレッスンで1リットルから2リットルの水分を取る事を推奨されています。
おすすめは、ホットヨガのレッスンが始まる前に軽く、レッスンの間にこまめにとる事です。
レッスン中にインストラクターの方が、水分摂取を促してくれますが、それに関わらず、喉が渇いたらきちんと飲む事が大切です。
持ってきたお水でもかまいませんが、もし頭痛に悩まされた時は、ミネラルが不足した状況に陥っているかもしれないので、ミネラルウォーターをおすすめします。
お茶を持ってくる方は、麦茶などのカフェインが入っていないものにしましょう。
カフェインが入っている緑茶やコーヒーなどは、利尿作用がありますので注意が必要です。
ホットヨガスタジオは、高温多湿の室内を保つため、スタジオによっては酸素濃度が低い事も考えられます。
そこで呼吸が浅くなったりすると、室内でも酸素不足になるので、ホットヨガのポーズをする事に気をとられて呼吸がおろそかにならないよう、深く、しっかりと呼吸をしましょう。
また生理中などは、普段より体調が悪くなりやすく頭痛などにもなりやすいです。
特に女性は生理があるものなので、レッスンの時に重なる可能性も十分考えられます。
体調が悪いときは、いかなる場合も休むと言う事はとても大切な事なのです。
頭痛と起きやすい症状の対処法
高温多湿のスタジオでホットヨガをしていると、汗を大量にかきますが、水分摂取が追い付かず脱水症状になりかけになったりする事があり、頭痛へと繋がります。
また急にホットヨガをした場合など、自律神経などが乱れてしまい、頭痛に加えでめまいなどから気持ち悪くなってしまい吐き気を催す事があります。
胃腸などにも負担がかかるので、気をつけなければいけません。
ホットヨガを始めると、発熱がでる事があります。
この場合体調が悪くて発熱する可能性も考えられますが、好転反応が起こる可能性もあるのです。
この症状はホットヨガを始めたばかりの初心者の方に起こる事があります、これは体が慣れていないために起こる事なので、様子をみながら慣らすと良いです。
発熱と同時に頭痛がおこる場合も珍しくはありませんが、もしかしたら病気が隠されているかもしれませんので、病院に行ってみる事も大事です。
ホットヨガで頭痛にならない為には
いきなりハードにすると、頭痛の原因になる可能性もあるので、身体を慣らせるように。
回数を最初は少なめに、徐々に慣らしていくなどの工夫をしてみたり、レッスンは約一時間ですが、こまめに休憩を取りながらホットヨガに取り組むのも有効な手です。
ちょっと暑くてしんどいなと思った時は、一度教室から出て涼んだりして、自分の身体と相談しならがホットヨガを続けるようにすると良いです。
頭痛が起こった時の為に、入り口の近くでヨガをするのも効果的です。
また、上記でも書いているように、ミネラルウォーターをこまめに摂取したり、ヨガのポーズでダウンドックなどの逆さのポーズは頭に血が上りやすいので、短めにする事も頭痛の予防に繋がります。
まとめ
いかがでしょうか?ホットヨガと頭痛の関係性を検証していきました。
ホットヨガで頭痛にならない為に、工夫をする事で防げる事がお分かりいただけたと思います。
頭痛を起こさないためには、しっかりと自分の体調を気遣いながら予防していく事が大切です。
ぜひ楽しいホットヨガライフを送ってくださいね。