ホットヨガは便秘の緩和に効果があると言われています。
ここでは便秘とホットヨガの関係性や、どうして便秘になってしまうのか、またホットヨガが便秘の改善になる理由などをご紹介していきます。
なぜ便秘してしまうの?
機能性便秘
一般的に便秘と言えば、この機能性便秘です。
バランスの取れていない食事などで栄養が偏ったり、運動不足が原因であったり、生活習慣の乱れや、ストレスなどによって、腸の働きが低下してしまう事でおこる便秘です。
便秘型IBS
便秘や腹痛、お腹の不快感がくりかえしおこるタイプの便秘です。
このタイプは排便する事で症状が改善する事があります。
もし思い当たる症状があった場合や、不安をおぼえたりする時には、病院にかかる事をおすすめします。
IBSは病院で治療がうけられます。
この二つのタイプの便秘は、生活習慣やストレスなどが原因とされているものの、はっきりとした原因が分からないとされている便秘として分けられています。
器質性便秘
大腸がんやクローン病などの病気が原因で腸の構造に異常が起こる事で、便が通れなくなってしまう便秘です。
時に便秘から腸閉塞に移行する事もあるので、おかしいと思ったらすぐに病院に行きましょう。
症候性便秘
糖尿病やパーキンソン病など、内科的な病気の影響により起こる便秘です。
もし原因となっている病気を治療中の方は、担当の医師にその旨を伝える事で、改善される可能性があります。
薬剤性便秘
この便秘は、飲んでいるお薬が原因で生じるタイプの便秘になります。
お薬の例としては、抗コリン薬や抗うつ薬などが知られており、特にご年配の方は色々な薬を飲んでいる可能性があるので、注意が必要になります。
ホットヨガが便秘改善になる理由
ホットヨガでは、まず身体をじっくりと芯まで温める事が出来ます。
これにより内蔵の動きが活発になる事で便秘の改善に繋がるのがまずひとつの理由としてあげられます。
ホットヨガのレッスンの合間には、こまめに水分を必ず取りますが、水分が身体のすみずみまで行きわたる事もそれに繋がると言えます。
便秘が何かの病気によるものであれば、ホットヨガをするだけで便秘が改善する事は難しいです。
ですが冷え性などであれば身体をホットヨガで温める事で改善される部分がありますし、ストレスであれば気分をリフレッシュする事で、同じように改善される事も十分あります。
また、普段あまり身体を動かす事のない方などは、運動不足になりがちです。
すると身体の中の腸の動きが鈍ってしまいがちになるのです。
ホットヨガは血行を良くし、血液の循環を良くしてくれる働きをしてくれます。
そうすると鈍っている内蔵が上手く活動するようになるので結果便秘解消に繋がっていくのです。
ホットヨガでは、日中の中で使わないような筋肉を沢山つかいます。
使わない筋肉が刺激される事で、内臓にも刺激がつたわっていくと言う効果も発揮されるのです。
ただ、ホットヨガをしていればすぐに便秘が良くなるものではなく、少しずつ改善されていくものなので、焦らず、じっくりやってみる事をおすすめします。
ホットヨガで便秘が悪化する理由
せっかくホットヨガをしているのに、中には便秘が改善されなかったと言う方もいます。
ホットヨガでは大量の汗をかきますが、普段から汗をかきやすい人は、ホットヨガで他の人より汗をかきやすく、身体の中が水分不足になってしまう可能性があります。
また、レッスンの間に、あまり水分を摂取しない方も、同じように便秘が悪化してしまう事があるのです。
ホットヨガで汗をかくと同時に、便秘を解消するには同じように沢山の水分をこまめに摂取する事が大切なのです。
水分摂取量の理想は、一時間で1リットルを目標に頑張ってみましょう。
生活習慣
脂肪分の多い料理や、動物性たんぱく質の多い食生活は、悪玉菌の増殖、腸の働きを低下させてしまいます。
普段から高カロリーの料理ばかり食べている人は、ホットヨガをするだけでなく、食生活を改善させる必要があります。
摂るべき栄養成分のひとつとして、食物繊維があります。
食物繊維が腸の活性化に繋がります。
他にもマヌカハニーのように腸の調子を整えてくれる食べ物を積極的に摂るようにしましょう。
また日頃から水分を取らない方は、積極的に水分を摂取する必要があります。
身体の水分不足は便秘の原因に大きくかかわっています。
まずは朝、コップ一杯のお水を飲む事から初めてみましょう。
コツは一気に飲む事です。
胃の中にお水が入る重さで、大腸が刺激され、腸のぜんどう運動が活発になります。
適度な運動
運動不足になってしまうと、便を出す力も出ません。
なので、出来る範囲で積極的に身体を動かす事が大切です。
ゆっくりと湯舟につかる
忙しい方は、シャワーでさっとすませる事が多いと思いますが、湯舟に浸かってしっかりと身体を温める事はとても大事な事です。
お風呂に浸かる事で、気分がリラックスでき、心地よい睡眠を得る事が出来るのです。
なのでホットヨガで身体を温めるだけではなく、普段から入浴する事が大切です。
入浴で体をしっかり温める
シャワーではなく、ゆっくりお湯に浸かって体を深部から温めるのも大切。
入浴は、質の良い睡眠やリラックス効果だけでなく、腸の働きを整える効果も期待できるといわれています。
睡眠不足を解消
寝不足と便秘にも関係性があります。
腸と言うものは、睡眠中にも活発に動いています。
なので、寝不足になることで腸の活動が弱まってしまい、便秘に繋がってしまいます。
朝ご飯をしっかり食べる
朝ご飯を食べなかったり、ドリンクのみですませている方は、腸に刺激が与えれません。
朝ごはんをしっかり食べることで、胃の中に食べ物が入るので、大腸が活発に動きだします。
もし朝食をとらない事が習慣になっている方は、腸に刺激が送られない事が慢性化してしまうため、便秘に繋がってしまうのです。
排便の癖を身体につける
何かと排便のサインを無視してしまったり、見過ごしたりする習慣がついてしまうと、腸の感度が悪くなってしまいます。
なので、便意のサインを身体が教えてくれると、きちんとトイレにいく習慣をつける事で、便秘がちになってしまう事を避けられます。
ポーズが間違っている
ホットヨガで便秘が治らない場合は、もしかしたら、ポーズが間違っているかもしれません。
もし結果がついてこない場合は、ヨガのポーズが間違っていないかもう一度確認してみるのも良いでしょう。
便秘に効くヨガのポーズ
あかちゃんのポーズ
この赤ちゃんのポーズは、「ガス抜きのポーズ」と呼ばれる、便秘解消のポーズです。
とても簡単なポーズで初心者でもすぐに実行する事が出来るポピュラーなポーズです。
やり方は、まずは仰向けて寝た状態で、両膝を両手で抱えます。
おへそを見るような感じで上体をゆっくりと起こしていきます。
その体制のまま、ゆっくり呼吸をしながら30秒キープします。
手と足を伸ばし、あおむけの状態に戻してください。
この動作を繰り返し、3セット行います。
もし出来れば身体を抱えた状態の時に、ゆりかごの様にゆらゆらと揺れてみるのもおすすめです。
弓のポーズ
弓のポーズは、うつ伏せの体制になり両腕は身体に沿わせるように置きます。
この時、てのひらは上に向けましょう。
次にひざを曲げて、足の甲を両手でつかんでゆっくりと息を吸いながら上体をもちあげます。
両膝の感覚が開かないように注意しながら、かかとをお尻から離していきます。
太ももが床から離れたら、ゆっくり呼吸しながら30秒キープします。
最後に息を吐きながら元のうつぶせに戻しましょう。
これを一セットとして2セットを行います。
このポーズをする事で、腸に刺激が与えられ便秘の解消につながります。
おすすめのホットヨガスタジオ
便秘を改善するにオススメのホットヨガスタジオのLAVAでは、美調整ヨガや腸もみすっきりヨガがあります。
美調整ヨガは、肩や肩甲骨を動かし深い呼吸で背中をまるめます。
普段の生活の癖がついている肩甲骨を、正しい位置に調節してくれるヨガポーズで、デコルテのラインを整えてくれます。
腸もみすっきりヨガは、ゆったりと息をしながら自分でお腹のマッサージをしながら、ヨガの動きでお腹のまわりを動かしていくクラスです。
お腹を緩める事で、お腹がスッキリします。
夏の暑い季節に冷たいものを食べ過ぎたりして、内臓を酷使した場合などにも有効です。
ホットヨガスタジオのLAVAは、全国に最多数のスタジオを持っています。
ワンコインで出来る手ぶらヨガや、店舗によって女性専用スタジオがあるなど、充実した施設、プログラムが揃っています。
親身になってくれるインストラクターの方や、スタッフが揃っているLAVAをぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしょうか?ホットヨガをする事で便秘が改善されるのかを検証していきました。
ホットヨガをするだけでなく、ストレスなどをため込まない事や、生活習慣を気をつけながらホットヨガをする事で、便秘が改善される事がおわかり頂けたと思います。
生活を少しずつ見直したりもしながら、ホットヨガで楽しく便秘を解消しましょう。