生理の時に感じる生理痛って辛いですよね。
生理痛の痛みは人によって様々で、その痛みにも色々あります。
そんな生理痛ですが、ホットヨガでは痛みを緩和する効果があります。
ここでは、ホットヨガは生理中にしてもいいのか、また痛みの原因などをご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
生理痛が起こる理由とは
生理痛が起こる原因には、いくつかあります。
プロスタグランジン
生理が始まると、プロスタグランジンという物質が血管を収縮させてしまいます。
すると血行が悪くなり、身体が冷えてしまいます。
身体が冷えてしまうと、血の循環が悪くなってしまい痛みの元となってしまうプロスタグランシンが骨盤内のなかにとどまってしまい、ますます痛んでしまうのです。
年齢・出産
年齢と生理痛も関係があります。
10代後半と言う年齢は、頸管部の部分が細いため経血が出てくるさいに痛む事があります。
ですが、身体が大人になってくると痛みが軽減されてくるので安心しましょう。
出産をしていない女性や、若い女性は子宮が狭い事があります。
子宮が狭いと経血の流れが悪くなる事も考えられ、痛みが生じる事があります。
ストレス
ストレスが起こる事で、体温調節も出来なくなりますます冷えが加速してしまうので、ストレスを溜めない事は、大事な事なのです。
生理痛の痛みは、身体がストレスを感じてしまうと、ホルモンや自律神経のバランスが崩れてしまいます。
すると身体の血行が悪くなり、生理痛が強くなってしまいます。
飲酒
また生理痛があり、普段から飲酒をしている人は、お酒を飲むことで生理痛の痛みを増幅させてしまう可能性がありますので、注意しなければいけません。
骨盤のゆがみ
現代人には、骨盤のゆがみからくる生理痛の痛みもあります。
骨盤とは仙骨、腸骨、座骨、恥骨の4つの骨が組み合わさって出来ています。
この骨盤は、生理周期に合わせるように締まったり、緩んだりしています。
骨盤底筋群は骨盤の底にある筋肉であり、内臓を守ったり排泄をコントロールしてくれる働きをしつつ、骨盤をしっかりと支えてくれる役割をしてくれます。
この骨盤底筋群が衰えてしまうと、骨盤をしっかりと支える事が出来なくなってしまい、骨盤を形成している4つの骨の構造がゆがんでしまうのです。
女性の子宮や卵巣に直接的に影響を与える骨盤がゆがんでしまう事で、生理痛を悪化してしまうと言う結果になる大きな原因になりえるわけです。
⑥隠れた病気
気をつけなければいけないのは、生理痛が病気が原因で痛みが生じる場合です。
子宮内膜症や子宮筋腫などの病気などの炎症が原因で起こってしまい、臓器の癒着などが痛みを起してしまうケースがあり、これを器質性月経困難症と言います。
生理痛は、ホルモンのバランスやストレスなどが原因の事もありますが、時に病気が隠されている場合があるので、気をつけなけれななりません。
ホットヨガが生理痛に効果がある理由
ホットヨガをすることで、音楽や呼吸によって色々なポーズをとります。
ホットヨガのポーズでは普段使う事ない筋肉なども使っていきます。
すると血流の流れが良くなり、身体の冷えに効果があります。
加えてホットヨガは常温ではなく、高温多湿のスタジオ内でヨガを行う事で、更に身体が温まりやすくなります。
身体を内側から温める事で、子宮と卵巣、胃腸など内臓機能も回復しつつ、ホルモンバランスを同時に整える事ができ、生理痛が和らいでくれます。
生理には、ストレスが大敵ですが、ホットヨガをする事で汗を大量にかき、気分をリフレッシュする事が出来るので、自然にストレスが軽減され生理痛が緩和されるのです。
また、ホットヨガをする事で、身体の新陳代謝があがります。
すると血流の流れがよくなり、自律神経が整い生理痛が和らぐ事に繋がります。
ホットヨガでは様々なプログラムがあり、骨盤の形を整えてくれるレッスンもヨガスタジオでは用意されています。
正しい形へと骨盤が矯正される事で、自然と血のめぐりが良くなり、生理痛への軽減の手助けをしてくれると言うわけです。
生理中でもホットヨガは出来る?
生理中は、普段と体調が違うので行ってもいいですが無理はしない方がいいでしょう。
ホットヨガでは軽いプログラムからハードなレッスンまで色々とあります。
なので体調にあったプログラムを選択する事をおすすめします。
スタジオには、スタッフやインストラクターがいますので、事前に言ったり、カウンセリングをしてくれるスタジオもあるので、生理の時のホットヨガのレッスンについても聞いてみると良いですよ。
そして、大事な事は無理をしない事です。
生理の時は、体調がどうしてもすぐれない場合があります。
そこで、絶対にホットヨガをしなければと思うあまり無理をしてしまっては意味がありません。
体調が悪い時は、レッスンをお休みすると言うことも大事な事です。
ただし、貧血気味の人は、ホットヨガをする事はおすすめできません。
なぜならホットヨガは大量の汗をかくので身体の中の水分がなくなり、血液がドロドロになってしまいます。
血液と言うものは、栄養を運ぶ働きをしています。
栄養不足が原因である貧血の人にとって、血液循環が上手くいかない事は良い事ではありません。
これは水分をこまめに摂取することである程度予防できますが、元々貧血気味の方の場合その他の方に比べてリスクが高くなってしまうので、大量の汗をかくホットヨガはやはりおすすめできません。
もしヨガをしたい場合は、ホットヨガではなく、常温のヨガをおすすめします。
常温のヨガは大量に汗をかくことはないので、血液のめぐりが悪くなってしまう心配もありません。
しかしホットヨガは即効性のあるものではありません。
ホットヨガをする事で、徐々に体質が改善されるという事が大切なのです。
ホットヨガでは水分をこまめにとる事をスタジオの方でも推奨されていますが、貧血の方にはリスクが高いためおすすめできないのです。
生理痛に効くヨガのポーズ
ヨガの中でも、生理痛に効くヨガのポーズがあります。
猫のポーズでは、ホルモンバランスを整える事が出来ます。
やり方はまず四つん這いになります。
その状態のまま、ゆっくりと息を吐きながら背中を猫のように丸めます。
視線はおへそを覗き込むような感じです。
そこから息を吐きながら四つん這いの状態へと戻し、そのまま上体をそらして、猫の様にお尻を突き出します。
このポーズは老化防止にもなるのでオススメです。
バタフライのポーズ
バタフライのポーズは、膝を曲げ、足の裏を合わせるその姿勢がまるで蝶の様に見える事から名前がつけられました。
このポーズでは股関節をじっくりと柔らかくし、骨盤内の血流を促す事で、冷えやすいお腹を温める事が出来ます。
骨盤域を開くポーズは子宮からの排出力を高めてくれ、浄化を促してくれます。
疲労効果があり、生理中のイライラをおさめてくれる効果もあります。
やり方はまず、座った状態で膝を曲げて、足の裏同士をくっつけます。
この時、かかとを股関節から少し離した位置にしましょう。
次に掌を上に向け、ゆっくりと息を吐きながら身体を前に倒していきます。
そしてその姿勢で5~10呼吸ほどキープします。
ポイントは、身体を倒す事に意識が向きがちになりますが、股関節に痛みがでないように、また頭の重さを利用して首の力を抜いて脱力するような感じで背中を丸める事です。
生理中におすすめのレッスン
LAVAでは、生理痛の原因にもなる骨盤のゆがみを改善していく骨盤筋整ヨガがあります。
このレッスンは骨盤、股関節の周りをゆっくりと動かしながら骨盤を支える筋肉をバランスよく使っていきます。
これにより生理痛への関係は勿論、痩せやすく、太りにくい体質を作る事が出来ます。
ホットヨガスタジオのLAVAは、全国に最多数のスタジオを持っています。
ワンコインで出来る手ぶらヨガや、店舗によって女性専用スタジオがあるなど、充実した施設、プログラムが揃っています。
親身になってくれるインストラクターの方や、スタッフが揃っているLAVAをぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は、生理痛が起こる理由をはじめ、ホットヨガが生理痛に効果がある理由、オススメのヨガポーズやレッスンなどをご紹介してきました。
生理期間の中でも、ホットヨガを楽しむ事は出来ます。
ですが自分の身体の事を考えた上で無理をしない程度ど頑張る事が大切なのです。