ダイエットや美容、健康に嬉しい効果を発揮してくれる「ホットヨガ」。
身体の柔軟性が高まり、辛い肩こりも改善できそうなイメージがありますよね?
本記事では、ホットヨガが肩こりに効果的な理由をご紹介していきます。
それに加えて、ホットヨガで肩こりが悪化するケースもあるので原因をお伝えいたします。
記事の最後には、肩こりの痛みが緩和するヨガのポーズを伝授するのでお見逃しなく!
なぜ肩こりになってしまうの?
始めに、肩こりになるメカニズムをおさらいしておきましょう。
主に、肩こりになる原因は「筋肉疲労」「血行不良」の2つが挙げられます。
「筋肉疲労」とは、普段使わない筋肉が刺激されて凝りやハリが出てくる状態のこと。
「血行不良」は硬くなった筋肉に血管が圧迫されて血液循環が悪くなって引きおこります。
寒さやストレスで筋肉が緊張した状態が長く続くと、筋肉疲労と血行不良が起こりやすいので要注意。
また、デスクワークなど同じ姿勢を長時間続けてしまうことも、筋肉疲労に繋がるので適度に身体を動かす習慣を付けておきましょう。
要するに、肩こりは筋肉が凝り固まったことが原因で血行を悪くして引き起こるもの。
定期的に運動をして、筋肉をほぐして上げることが肩こり解消への近道だと言えます。
ホットヨガが肩こり改善になる理由
ホットヨガを行うことで、肩こり解消できると言われる理由を3つに分けてご紹介します。
常温ヨガと違いカラダを芯から温めるホットヨガだからこそ、凝り固まった筋肉がしっかりほぐれて肩こり緩和に繋がるようです。
①筋肉がほぐれやすく「姿勢改善」できる
ホットヨガは名前の通り、38~40度前後の温かい環境でレッスンを実施するものです。
そのため、身体を内側からしっかりと温めることができて、筋肉が柔らかくなり、可動域が広がってポーズを取りやすくなります。
本来であれば、身体が硬くてポーズを上手くとれないものでも、「ホットヨガだから軽々行えたと」言う経験がある方も多いです。
通常のヨガよりも筋肉がほぐれやすいため、正しいポーズがとれて「骨盤矯正」などの姿勢改善効果がアップします。
姿勢が改善されることで、血行が良くなるので辛い肩こりが緩和するメリットがあります。
肩こりが一時的に緩和されるだけでなく、肩こりになりにくい体質に改善されることがホットヨガの魅力と言えるでしょう。
②身体の巡りが良くなり「疲労物質」が促される
筋肉が疲労して体内に「疲労物質」が溜まってしまうと肩こりになります。
この疲労物質を溜めないように、定期的に身体を動かしたり、ストレスを解消したりとコンディションを整えることが大切。
それに加えて、疲労物質をスムーズに促してくれるホットヨガを定期的に行うと肩こりが軽減します。
と言うのも、ホットヨガは高温多湿な環境で行うため、血行促進効果が高く手先や足先などの末端にも血液が巡りやすくなるのです。
結果的に、冷えや浮腫みなども改善できるほど、身体の巡りが良くなり、肩こり解消にも有効的と言えます。
③「自律神経」が整う
突然ですが、ストレスを感じたり、緊張している時は肩や顔にグッと力が入りませんか?
そのような状態が続くと、筋肉が疲労して血行が悪くなると言った悪循環に陥ってしまうのです。
そこで、ストレスを感じにくくしたり、筋肉の緊張をほぐすホットヨガがオススメ。
ホットヨガは、ゆっくりとした深い呼吸を繰り返し行うので自律神経が整い、ストレス解消効果が期待されます。
さらに、身体を内側から温めることで、女性ホルモンバランスが整い、イライラを感じにくくなるメリットも。
ホットヨガを行うことで、穏やかな気持ちを維持しやすくなるので、疲労物質が溜まりにくくなります。
ホットヨガで肩こりが悪化する理由
ダイエットや健康維持だけでなく、美容にも効果的なため年々人気が高くなっている「ホットヨガ」。
身体の健康を目的としてホットヨガスタジオに足を運んでみたものの、「却って肩こりが酷くなってしまった...。」と頭を抱えている人も少なくありません。
一体どうして、ホットヨガで肩こりが悪化したのでしょうか?
ここでは、ホットヨガが肩こりを引き起こしてしまう2つの理由をお伝えします。
理由① 筋肉疲労による筋肉痛
普段使っていない筋肉を刺激すれば、翌日筋肉痛になるのは必然的です。
特にホットヨガでは、肩甲骨周りを動かすポーズが多いので肩回りの筋肉が疲労する可能性が高くなります。
それによって、肩こりが悪化したと勘違いしてしまう方が多いようです。
筋肉痛が原因であれば、1週間前後で痛みは引いて身体がホットヨガを行う前よりも随分と軽くなります。
一時的に、筋肉が疲労することで肩こりが悪化したと慌てるかもしれませんが、筋肉が修復されるタイミングで肩こりが緩和する可能性が高いので数日様子をみてくださいね。
ホットヨガを行うことで、筋肉の凝りやハリがほぐれて、酷い肩こりを緩和できることも嬉しいポイントです。
理由② 頑張りすぎて筋肉に負担がかかった
いざ、ホットヨガスタジオに入店すると気分が上がり、モチベーションも高い状態になります。
そのため、初めて行うポーズなのに無理をして上級者同様の動きをしてしまう方も多いようです。
ホットヨガスタジオでは、インストラクターによりますが、基本的には同じポーズでも簡単なやり方とレベルアップした方法などだいたい2~3パターン伝授してくれます。
初心者ですが、ちょっと頑張って一段階上のポーズを取ってみたりすると、怪我のリスクが高くなるので要注意。
ホットヨガ初心者の方は、環境に左右されず自分のできる範囲を無理なく挑戦してみることが大切です。
また、スタジオによってポーズの取り方を間違えていたとしてもインストラクターが指摘してくれなかったり、上手く修正できないケースも。
誤ったポーズを行うと身体に負担がかかり、筋肉を傷めてしまって肩こりが引きおこることもあります。
しっかりとアドバイスをくれて、フォームを修正してくれるインストラクターが在籍するスタジオを選ばなければ、肩こりが悪化する原因になります。
肩こりに効くヨガのポーズ
さて、ここからは肩こりに効くヨガのポーズをご紹介します。
自宅で簡単に行えるものばかりなので、寝る前やお風呂が湧くまでの間など隙間時間に挑戦してみてくださいね。
①下を向く犬のポーズ
肩甲骨の可動域が広がって、肩こり改善効果が期待されます。
腕の動きがスムーズになるので、日常の動作が楽になるメリットも。
両ひざを床について四つん這いになります。
手は肩の真下より手のひら一枚分ほど遠いところに置いてください。
息を吐きながら手で床を押して両ひざを伸ばしましょう。
万歳をするように二の腕が耳の横にきたらストップ。
お尻と手首を遠くに離すようにしてゆっくりと呼吸をします。
下を向く犬のポーズのポイント
目線は足の親指に向けてください。
背中が丸くならないようにお腹に力を入れておきましょう。
②うさぎのポーズ
肩こりの原因に繋がりやすい「僧帽筋」を刺激できるポーズです。
初めて挑戦する場合は、筋肉痛になる可能性があるので無理をせずに気持ちいい程度に行ってみてくださいね。
正座をした状態から頭を前に倒して床にくっつけます。
両手を頭の横についてください。
息を吐きながらお尻を上げて両手を後ろで組みましょう。
頭とひざで身体を支えます。
頭のてっぺんを床にくっつけるようにしてください。
組んでいる手を天井に向けて伸ばして、頭から腕が一本の棒のようにキープ。
ゆっくりと呼吸をしたら、徐々に身体を起こして①の姿勢に戻りましょう。
うさぎのポーズのポイント
ポーズが終わった瞬間に元の姿勢に戻ると血圧が急上昇するのでゆっくりと身体を起こします。
頭のてっぺんを床に付けた時に痛みが無ければ左右にゆっくりとゆすってマッサージをしてもOK。
オススメなホットヨガスタジオ
ホットヨガを実践すれば、辛い肩こりを緩和することができます。
ですが、正しいポーズでヨガをこなす必要があるので、知識と経験が豊富なインストラクターが付いていることが絶対条件。
そこで、インストラクターの質が高いLAVAに通って快適なホットヨガライフを送ることをオススメします。
LAVAに通う人は、ほとんど初心者からのスタートなので、周りの目を気にせずあらゆるポーズにトライできるメリットも。
さらに、LAVAには肩こり改善に特化したプログラムも充実しているので、本格的に肩まわりのコリやハリから解放されたい方にうってつけです。
LAVAの店舗によっては「肩こり改善プログラム」を実施していないところもあるので、公式ホームページでご自宅や職場に近いスタジオを検索してみてくださいね。
まとめ
ネット上では、「ホットヨガで肩こりが悪化した」と言うお声もチラホラ上がっているので、不安に感じている方も多いのではないでしょうか?
間違ったポーズを取ったり、身体が冷えた状態で無理に動かしたりすると肩こりが悪化してしまう可能性もあります。
反対に、身体を芯から温めて、正しいポーズでヨガを行えば肩こりが悪化することはありません。
むしろ、肩甲骨周りの筋肉がほぐれて肩こりが緩和するので、辛い痛みから解放されます!
しつこい肩こりでお悩みの方は、快適なホットヨガを楽しめるスタジオに通うことがオススメです。